Q7.敏感肌の方の化粧品の選び方は?

化粧品・スキンケア製品による肌トラブルの主なものは、@化粧品・スキンケア製品の成分による接触皮膚炎(いわゆるかぶれ)、A化粧品成分によるシミ(色素沈着型接触皮膚炎)、B油分の多い化粧品によるニキビの誘発などです.

化粧品・スキンケア製品による接触皮膚炎(かぶれ)は、香料、色素、界面活性剤、防腐剤などが原因となります.
敏感肌の方は、アレルギー・刺激の原因になりやすい化粧品素材をできるだけ使わずに作られている化粧品がお勧めです.

★無香料・無着色・アレルギーテスト済み(敏感肌処方)の製品の中から、肌に合うものを確認しながら選んでゆくとよいでしょう.
★「植物由来、自然派」すなわち低アレルギー性とはいえません.「植物エキス配合」などのうたい文句だけで選ぶのは避けましょう.
★無香料・無着色・敏感肌処方の製品は基礎化粧品だけでなく、洗顔石鹸・洗顔剤からメークアップ化粧品まで敏感肌用のものを選ぶとよいでしょう.
★肌のpHと同じ「弱酸性」の製品はよいのですが、合わせて無香料・無着色・敏感肌処方の条件を兼ね備えているものがお勧めです.
★敏感肌の方は品数を絞り込んだシンプルなスキンケアを心がけましょう.