Q34.香料アレルギーと食事について
  
香料がしばしば湿疹・皮膚炎の原因になることは前に述べました.

香料を含む身の回りの製品の代表は化粧品、石鹸・シャンプーなどのスキンケア製品で、それらが原因で湿疹を起こす方は無香料・低アレルギー性の製品に切り替えることが必要です.

香料は化粧品、スキンケア製品以外のいろいろな工業製品(床用ワックス、ウェットティシューなどなど)にも使用されますが、さらには食品にも含まれることがあります.

香料アレルギーを持つ方のうちの一部の敏感な方は、食品中の香料にも反応して皮膚にアレルギー症状を生じることもあります.

食品中の香料でアレルギーの原因になりうるものは、ペルーバルサム、シナモン、ジャズミン、ミントなどが主なものです.

香料を含む食品には、ジュース、缶コーヒー、缶紅茶、シナモンティー、ジャスミンティー、アイスクリーム、菓子、柑橘類、ガム、アメ、香辛料、
カレーなどがあります.

香料アレルギーで湿疹・皮膚炎が起きる方は、上記のような香料を含む食品を食べた後で症状が悪くならないかどうか、観察してみてください.


サイト内リンク
Q2.アレルゲンとは?
Q12.湿疹・皮膚炎の3大原因とは?